健康診断

健康診断について

動物病院は、病気の治療をするだけでなく、予防や早期発見のためにご利用いただくことができます。定期的に健康診断を受ければ、問題を早期発見して軽症のうちに治療できます。また、当院としても普段からその動物の状態を知ることができるので、何かあった時に対応しやすくなります。

健康診断で幸せな時間を1日でも長く

ワンちゃんやネコちゃんは1年間で人間の4~5倍も年をとります。そのため、つい最近まで子犬や子猫だったと思っていても、数年のうちに疾患のリスクが高まっていきます。ぜひ油断することなく、定期的に健康診断を受けて、動物たちと長く楽しく暮らしましょう。

健康診断を行う時期

当院では、動物が満1歳を超えたら定期的に健康診断を受けることをおすすめしています。犬や猫の成長は人間とは大きく異なり、生後1年を経過すればほとんど大人と言える状態です。そのため、それ以降は疾患のリスクがどんどん高くなっていくとお考え下さい。
また、動物病院としては若い時期からのデータが蓄積されることで、大きな疾患にかかった時の対応もしやすくなります。 さらに7歳を超えるとシニア期に入るので、健康診断を受けていない場合はぜひ一度当院の検診を受けてください。

健康診断のプラン

犬用のプラン

血液検査

血球算定、生化学検査19項目 4,400円

※別途採血料550円、送料1100円が発生します

オプション項目A(外注血液検査)

甲状腺 3,190円
心臓 3,850円
腎臓
(体重15kg以下の子のみ)
1,100円
フィラリア 2,750円

オプション項目B(院内検査)

レントゲン検査 3,300円
腹部超音波検査 3,300円
尿検査 1,650円

※オプション項目Bは半日預かりの検査になります。事前にご予約下さい。
※検査終了後にご飯をあげるのでご持参下さい。
※尿検査をご希望の方は、可能であればご自宅にて採尿いただき、ご持参下さい。

猫用のプラン

血液検査

血球算定、生化学検査19項目 4,400円

※別途採血料550円、送料1100円が発生します。

オプション項目A(外注血液検査)

甲状腺 3,190円
心臓 4,950円
腎臓 1,430円

オプション項目B(院内検査)

レントゲン検査 3,300円
腹部超音波検査 3,300円
尿検査 1,650円
※オプション項目Bは半日預かりの検査になります。事前にご予約下さい。
※検査終了後にご飯をあげるのでご持参下さい。
※尿検査をご希望の方は、可能であればご自宅にて採尿いただき、ご持参下さい。

健康診断の流れ

  • Step01

    目・耳・皮膚の診察

  • Step02

    聴診・触診

  • Step03

    採血

  • Step04

    血液検査

  • Step05

    超音波(エコー)検査

  • Step06

    レントゲン検査

  • Step07

    採尿・尿検査

注意事項

  • 健康診断は完全予約制ですので、事前のご予約をお願いします。
  • 当日は朝ごはんを与えないようにしてください。
  • 健康診断は午前中に受付します。終了予定時刻は受付の際お知らせします。
  • 当日の便と尿をご持参ください。

中齢期~高齢期の犬・猫に多い病気

僧帽弁閉鎖不全症

散歩や遊んでいるときに以前より疲れやすくなる傾向があります。また、咳や呼吸が苦しいなどの症状が出ることもあります。聴診では心音にノイズが入るかなどを確認します。

慢性腎不全

血圧の状態や、尿に蛋白が出ていないかを検査します。腎臓は一旦悪くなると治癒はできないので、状態を補うための食事や投薬を行います。また、点滴を併用する場合もあります。

白内障・核硬化症

眼球の結晶体がにごる疾患です。進行すると視力に影響が出る場合もありますが、加齢による核硬化症であれば視力に影響はありません。

甲状腺機能低下症

元気がなくなり、太りやすくなる傾向が見られます。また、皮膚の黒ずみやしっぽ、鼻周辺の毛が薄くなるなどの症状も出ます。血液を調べて高脂血症が出ていれば、この疾患の疑いが高くなります。

甲状腺機能亢進症

シニアの猫で多く見られる疾患です。食欲や元気はありますが、食べる量の割に痩せている、鳴き方が以前と違う、目つきが以前と違うなどの場合は要注意です。

腫瘍

悪性であれば症状が出た時にはかなり進行している例が多いので、健康診断で早期発見することが非常に重要です。特に表皮ではなく内臓の腫瘍は検査以外ではなかなか見つけられません。

1年に1度は健康診断を

ペットの健康を守るために、当院では健康診断を年に1回受けるように飼い主様に呼び掛けています。ワンちゃん、ネコちゃんの1年は人間に換算すると4~7年に当たりますから、その点を踏まえて半年に1回の健康診断を受ける方も少なくありません。特にシニア期に入った動物は疾患のリスクが上がりますから、ぜひ定期的に当院で健康診断を受けてください。例えばペットの誕生月に健康診断を受けるなど決めておけば、忘れることを防止しやすくなります。

ページトップへ戻る